三菱食品、愛媛県と販路拡大で連携
三菱食品と愛媛県は20日、県産品の販路拡大などに共に取り組む包括連携協定を締結した。三菱食品の販売網を生かし、県外への売り込みを目指す。
協定では、同社主催の商談会での県産品の宣伝や、特産品を使った新商品の開発などで両者が協力すると決めた。三菱食品は、これまで総合小売りのフジ(広島市)と共に、県産かんきつを使ったサワーなどを開発してきた。県には県内企業の販路拡大を支援する部署「営業本部」がある。中村時広知事は「営業本部のさらなる拡大に弾みがつく」と歓迎した。