トライアル
福岡市に本拠を置く総合DSのトライアルカンパニー(以下、トライアル)。売場面積約4000㎡を標準とするSuC(スーパーセンター)を中心に、約8000㎡の「メガセンター」、都市部・小商圏に出店する「smart」(約1400㎡)、次世代型スマートストア「TRIAL GO」等の「小型店」(~1000㎡程度)を、全国に315店舗を展開する(FC3店舗含む、24年3月末時点)。23年には、青森県で食品スーパーを運営する佐藤長から18店舗を譲り受けた。
データ活用による商圏分析力を駆使した「リアル店舗×データ」により、新しい買い物体験の創出に注力し、既存店成長、SuCを軸とした店舗網の拡大、収益性改善等を重点戦略に、PBの売上高構成比25%、総菜は8%を中期目標に据えている。
24年3月、トライアルおよび、リテールテックの開発を進めるリテールAI事業を傘下にもつ、トライアルホールディングスが東京証券取引所グロース市場へ上場。23年6月期は6531億円を売上げ(ほぼトライアルの売上)、23期連続増収を達成(会計期間を変更した期を除く)した。