そごう・西武は各店舗の食品売り場で設置を進めていた「買い物カゴ除菌機」について、8月3日に全10店舗への設置を完了した。同社では新型コロナウイルス感染症対策として、5月21日から順次、除菌機の設置を進めていた。
買い物カゴ除菌機はブース型(電話ボックス状)で、買い物かごに除菌液を自動で噴射することで、ウイルスを不活性化する。除菌液はアルコールを含まない天然素材を100%使用している。
大手小売業では、中国・九州を地盤とするイズミが自動車部品メーカーと共同開発した「買い物かご除菌装置」を一部店舗で導入している。イズミが導入した装置は、紫外線を照射することでウイルスを不活性化する。