郊外立地のモデル店舗となるか? 中部エリア2号店「ロピア柳津店」の売場を解説!
●冷凍食品・アイスクリーム 品揃えは限定的?
2022年7月オープンの「和泉中央ビバモール店」では、冷凍食品・アイスクリーム売場は核売場的な存在だったが、柳津店では両カテゴリー合計で120尺と品揃えを絞っているようだ。取り扱い商品をみると、「麺」が11SKU、「パスタ」が11SKU、「米飯」が10SKU、「大容量」が8SKU、「餃子・焼売」が15SKUと一般的な食品スーパーと同等の規模となっている。
アイスクリームは「ハーゲンダッツジャパン・ミニカップ」各種が193円、個食タイプの各種アイスが79円、マルチタイプでは「赤城乳業・ガリガリ君ソーダ7本」(199円)などを通常の3~4割引きで提供する。
●加工食品 存在感増す「丸越醸造」商品
加工食品の売場スペース構成比は24%と、岐阜1号店の「モレラ岐阜店」(23%)とほぼ同じだが、尺数で考えるとモレラ岐阜店は約600尺、柳津店は約420尺と30%ほど縮小させており、そのぶん品数も絞り込まれている。
限られた品揃えではあるものの、「スパイス」「たれ・ポン酢」「鍋つゆ」などはスペースを割いて売場を展開しており、とくに「たれ・ポン酢」などの基礎調味料では傘下の「丸越醸造」の商品をベースとした品揃えとなっていた。
最近は、丸越醸造商品のラインナップが増えてきており、21年12月に道場六三郎事務所を傘下に加えてからは、売場では道場六三郎氏の推薦商品として売場内で大きアピールされている。こうした商品開発から売場販促の展開は、ロピア独自のスタイルであり、他社は一朝一夕では真似できないことだろう。

最後に注目したいのが、韓国食材売場だ。2021年11月オープンの「京都ヨドバシ店」で大々的に導入し、その後も関西エリアの新店でスタイルを変えながら韓国食材売場を継続してきた。柳津店では、売場中央を手前側に即席麺と菓子、奥側に焼酎や飲料、茶、調味料、冷凍食品、催事など約80尺で売場を展開する。売場を見ていると、即席麺や即席米飯、菓子類などがとくに売れているようで、店内にいたスタッフに聞いても同様の答えが返ってきた。韓国食材はすっかりロピアの売場に定着しつつあり、新たな武器となっているとみていいだろう。
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