イケアの都心2号店、11月30日に渋谷でオープン、世界初の7階建て
スウェーデンの家具専門店大手イケアの日本法人、イケア・ジャパン(千葉県船橋市)は11月30日、都心型店舗の2号店となる「IKEA(イケア)渋谷」をオープンする。イケアとしては世界で初めての7階建ての店舗となる。
2019年10月に「フォーエバー21渋谷店」が退店した7階建て商業ビルに入居する。7階のレストランフロアは、2021年春に開業する。
イケア渋谷の店舗面積は約4800平方メートルで、6月に東京・原宿駅前にオープンした都心型店舗1号店の2500平方メートルに比べれば約2倍の規模だが、2万平方メートルを超える郊外型店に比べると面積は大幅に限られる。このため、店頭在庫はかなり絞り込んでおり、約3100点を展示、このうち持ち帰り可能な商品は1800点となっている。イケアが扱う全商品は約9500点あり、イケア渋谷で展示していない商品は店頭またはオンラインストアで注文を受け付け、後日配送する。
一方、原宿店にはないスウェーデン食品の売り場「スウェーデンフードマーケット」を渋谷店には設置する。また、イケアとしては世界で初めての植物肉を使ったホットドッグの専門店「スウェーデンビストロ」も設ける。
新型コロナウイルス感染症対策として店内の混雑を避けるため、29日から専用ウェブサイトで翌日の入場整理券を発行する。店内の混雑状況に応じて、登録されたメールアドレスに来店の案内を送る。