商圏人口150万人! クラフトビールも楽しめる「無印良品 板橋南町22」の食品戦略
2店舗目の「MUJI Kitchen」
2階の食品売場では、レトルトカレーや冷凍食品など無印良品の食品をほぼすべて展開するほか、地域の農家から仕入れた野菜や生花なども取り扱う。オープン時には、さつまいもの詰め放題サービスも実施する。
また、板橋南町22店では、「MUJIcom 東池袋」(東京都豊島区:以下、東池袋店)に続いて、店内調理した総菜や弁当を提供するサービス「MUJI Kitchen」を導入した。弁当は1種類、量り売りの総菜は12種類と、東池袋店と比較するとやや少ないが、「オペレーションの状況やお客さまの声を踏まえて順次商品を増やしていきたい」(食品担当者)とのことだ。
「MUJI Kitchen」では、同店限定の「手ごねハンバーグ」や、これを使った「てりやきハンバーガー」(780円:以下、税込)、「手ごねハンバーグ弁当」(850円)を販売するほか、地元で仕出しや弁当販売を行う「アホウドリ」が監修した「東京バタ天」(100g当たり250円)も展開。また、「板橋22エール」(265㎖Sサイズ600円)などのクラフトビールやスパークリングワインも取り扱う。これらの商品は、2階外に設けたテラスのイートインスペースで楽しむことが可能だ。テラスそばでは、食品残渣を肥料化する「コンポスト」の取り組みも実施している。