韓流ブームや内食需要増を受け「スンドゥブの素」の間口・奥行きともに拡大
ランキング3位から7位までシェアは僅差
ランキング3位には、鶏白湯をベースにほたてだし、あさりだし、オキアミ塩辛を合わせた、モランボンの「濃厚スンドゥブチゲ用スープ辛口」が入った。4位、5位には日本水産の「ニッスイ スンドゥブチゲの素」がランクイン。あさり、ほたて、かつおの3種の魚介だしと野菜の旨味にねりごまを加えた。7位には、あさりとビーフのだしをベースに3種類の唐辛子とにんにくをバランスよくブレンドした、エスビー食品の「S&B菜館スンドゥブチゲの素」が続く。3位から7位までシェアはほとんど差がないため、入れ替わりは激しくなっている。
そのほか、美山の「スンドゥブ」、エバラ食品の「プチッと鍋 スンドゥブチゲ」、ダイショーの「赤いスンドゥブチゲスープ」などがランクインしている。
夏のスタミナ料理としても人気のスンドゥブだが、最需要期は秋冬であるため、食材が少なく手軽につくれる鍋として売場で提案していきたいところ。今年は丸大食品の「スンドゥブ」が発売15周年めということで、さまざまなプロモーションを展開。とくにまだスンドゥブを食べたことのない若年層に向けてSNSなどを通して情報を拡散している。トップブランドの露出が高まることから、今年はさらに拡大することが期待されている。