チラシと店頭販促で振り返る! オークワ、ヤマナカ、マックスバリュ東海の年末商戦
ヤマナカ
定番をベースに、各社強化中のパエリアも充実
ヤマナカは「ヤマナカ」「フランテ館」「ザ・チャレンジハウス」と3タイプの屋号で店舗を展開する。そのうちフランテ館は「付加価値のある、ちょっと上質な商品を扱う店」だ。豊橋エリアにある「ヤマナカ豊橋フランテ館」では「お家でHappy Christmas」をチラシのキャッチとし、プロモーションを展開する。
定番のチキンは、「国産ローストレッグ」(1本500円)のほか、「骨なし鶏ももフライドチキン」(4個入1パック500円)、「あぶり焼チキン(ガーリック)」(8本入1パック398円)、「サクサクチキン」(3個入1パック498円)などを総菜売場で提案。精肉売場では、国内産「ハーブ鶏骨付きモモ肉(解凍)」(100g98円)、国産「若鶏モモ肉切身」(100g128円)、ローストビーフ用としてオーストラリア産「牛モモ肉かたまり」(100g198円)、ステーキ用ではアメリカ産「アンガス牛ステーキ用(肩ロース肉)」(100g258円)などを訴求していた。
今シーズン、各社が力を入れているパエリアは、総菜売場で「チキンと海鮮のパエリア」(1パック398円)を販売するほか、熊本県産他「活あさり」、アルゼンチン産「赤えび(解凍・加熱用)」、タイ原産の「ヤリイカリング(解凍)」など、「お家で簡単に本格的なパエリア」をテーマに手づくり志向に応える商品を揃えていた。
マックスバリュ東海
チキン、パエリアのほか、「asc認証」取得商品も提案
2019年9月にマックスバリュ中部を吸収合併したマックスバリュ東海(静岡県)は、愛知県の三河エリアを重点出店エリアとし、店舗を展開中だ。同エリアにある「マックスバリュ豊橋橋良店」は、2009年にイオンリテール(千葉県)から譲受された店舗だ。
同店がクリスマスチラシで訴求するメッセージは「今年はおうちDEレストラン気分~特別なひととき。お家で、家族で、おいしく楽しくハッピーパーティー!」だ。
主役のチキンは「国産ハーブ鶏ローストレッグ(てりやき)」(1本480円)をメーンに、「サックサクのチキン プレーン」(1本198円)、「ローストチキンレッグ」(1本250円、原料原産地:鶏肉(アメリカ))、「国産ローストレッグ照焼」(1本598円)、「国産ローストレッグ(ドラム・サイ)」(1パック598円)をラインアップ。ほかにも、「合鴨ロースト」(1パック498円)、「肉バルプレート」(1パック698円)、「骨なしスペアリブ」(100g298円)と肉総菜を充実させていた。
パエリアも「チキンパエリア」(100g398円)と「海鮮パエリア」(1パック498円)の2種類を揃え、ステーキではオーストラリア産「牛ロースステーキ用」(300g入1パック980円)とボリューム感あふれる商品を品揃えしていた。
そのほかパーティー需要を想定したメニューとして、イオングループが強化中の養殖水産物に対するエコラベル「asc認証」つき「生アトランティックサーモン刺身用(養殖)」(100g378円)を使った、サーモンのカクテルサラダをレシピ動画と合わせて提案。「サーモンにぎり詰合せ」(1パック680円)は「生サーモン」、「北海道産ほたて」、「清水港水揚げまぐろ」を使用した、ハレの日需要に応える一品となっている。