ヤマナカ

　2022年の2月に創業100周年を迎えたヤマナカは、創業以来、愛知・岐阜・三重を中心に地域密着型の食品スーパーマーケット60店舗超を展開する総合小売業。現在、地域密着の生鮮強化型スーパーマーケットの「ヤマナカ」、ちょっと上質な商品を扱うスーパー「フランテ館」、高品質・こだわりの高級スーパー「フランテ」、潤いとおいしさを提供するスーパー「フランテロゼ」の4つの屋号で運営している。「フランテロゼ」は23年9月より立ち上げた同社最高級業態の位置づけだ。

　同社では27年3月期を最終年度とする中期4カ年計画を策定。戦略の3本柱として、既存ビジネスモデルの進化（生鮮強化モデルの磨き上げ）、経営効率の向上、イノベーションの創造に取り組んでいる。

　27年3月期に独自商品の売上高構成比20％をめざしていたが、24年3月期中に前倒しで達成。また、24年3月から、一部店舗で、良品計画が扱う無印良品約900アイテムの取扱を開始した。