需要激減に喘ぐアパレル業界で活発化する2022年の再編まとめ
長引くコロナ禍で消費激減にあえぐアパレル業界。この1年の再編をめぐる主だった動きとしてまずは、ベビー・子供服の西松屋チェーン(兵庫県)が21年8月に衣料・雑貨販売のパレモ・ホールディングス(愛知県)の筆頭株主になったことが挙げられる。西松屋チェーンは21年2月期の決算で増収・増益を記録するなど、コロナ禍でも業績好調だった。10~40代の女性向けに婦人衣料ブランドの「suzutan(スズタン)」や雑貨販売の「illusie300(イルーシーサンマルマル)」などを展開するパレモHDは、西松屋チェーンと低価格帯商品、日用品を扱う点で共通点が多く、両社は今後連携を深めていく構えだ。
青山商事(広島県)は、
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