デルタ型拡大、米飲食部門回復の弊害になる公算=業界団体調査

ロイター(ロイター・ジャパン)
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ニューヨークの街を歩く人
全米レストラン協会(NRA)が31日に公表した調査によると、感染力の強い新型コロナウイルスのデルタ型変異株拡大により、米レストラン業界の脆弱な回復が足を引っ張られる恐れがある。写真はニューヨークで昨年6月撮影(2021年 ロイター/Andrew Kelly)

[ニューヨーク 31日 ロイター] – 全米レストラン協会(NRA)が31日に公表した調査によると、感染力の強い新型コロナウイルスのデルタ型変異株拡大により、米レストラン業界の脆弱な回復が足を引っ張られる恐れがある。

調査は8月13─15日に成人に対してオンラインで実施した。

2021年の全米のレストラン売上高は前年比19.7%増の7890億ドルと予想されているが、2019年の8643億ドルからは8.7%減となる。

NRA幹部は、消費者行動について「デルタ型の拡大で、一定の来店控えがみられる」と指摘した。

アワー・ワールド・イン・データによると、米国における8月29日までの7日間平均感染者数は100万人当たり466人と、6月半ばの同40人以下から大きく増加している。

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