[5日 ロイター] – 米コーヒーチェーン大手のスターバックスは5日当局に提出した文書で、新型コロナウイルスの影響により、中国の第2・四半期(1─3月)既存店売上高が少なくとも50%落ち込むとの見通しを示した。
第2・四半期の中国売上高は、当初予想を4億─4億3000万ドル下回り、調整後1株当たり利益にも0.15─0.18ドルの影響が及ぶ可能性があるとした。
売上高の落ち込みや、ウイルス流行に伴う追加コストなどを踏まえた上での見通しだと説明した。
また、中国で2020年度に予定している店舗の開設について、新型ウイルスの影響で一部は来年に先送りせざるを得ないと説明した。
日本、韓国、中国、イタリアでも、客足の減少や店舗の一時閉鎖などで事業に影響が及んでいるとした。ただ収益にどの程度の影響が広がるかは現時点でまだ判断できないとしている。
売上高の70%を稼ぐ米国事業は今のことろ通常通りだと説明した。