週刊コンビニエンスストアニュース 顧客の生活サポートに取り組むローソン

ダイヤモンド・チェーンストア編集部 (株式会社ダイヤモンド・リテイルメディア)
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ローソンは7 月11日から順次、愛知県の店舗で「どえりゃあ!でら盛りフェア」と銘打ち、重量を増やした店内調理弁当、調理パン、冷やし麺、スイーツ、カップフルーツの計6商品を価格据え置きで発売する。ローソンはこれまで、調味料、素材食品、日用品などPB商品においてできる限りの価格維持に取り組んだり、ポリ袋、ラップ類、除菌シートなど約20種類の生活関連商品を100円均一で展開するなど顧客の生活サポートにつながる企画を展開してきた。今年2月にも「盛りすぎ!チャレンジ」として、おにぎり、調理麺、スイーツなど通常商品12種類を価格据え置きし、重量約47%増を行った。(7月4~10日のニュースをまとめました)

ローソンの外観

セブン-イレブン・ジャパン
セブンプレミアム初の“糖質ゼロ”商品

 セブン-イレブン・ジャパンは7月3日、サントリーと共同開発した「セブンプレミアム ザ・ブリュー糖質ゼロ」(350㎖税抜132円、500㎖同186円)を順次発売する。

 累計販売数11億本を達成した「セブンプレミアム ザ・ブリュー」シリーズの糖質ゼロ商品で、麦の旨みを最大限に引き出す製法を独自に開発し、糖質ゼロと麦の旨みをしっかり感じられるおいしさを両立させた。

「手巻おにぎり」パッケージのプラスチック使用量を大幅削減

 7月4日から順次、「手巻おにぎり」のパッケージを、バイオマス素材の使用量を増やし、薄肉化したフィルムに変更する。セブン-イレブン・ジャパンはこれまでも、「手巻おにぎり」のパッケージについてバイオマス素材の配合、薄肉化を行ってきたが、今回のリニューアルでは従来実現が難しいとされてきたポリプロピレン原料のバイオマス素材への置き換え、さらに薄肉化したことで、石油由来のプラスチック使用量を1枚当たり約30%削減できるようになった。

ファミリーマート
中華料理人・菰田欣也シェフ監修の「しび辛中華」4商品

 ファミリーマートは7月4日、「ファミマルKITCHEN」から、“四川料理の巨匠”菰田欣也シェフ監修のもと開発した「しび辛中華」4商品を発売。辛い食べ物の需要が高まる夏に向けた商品で、花椒や豆板醤、果実酢を使用し、辛さの中にもスッキリとした味わいを楽しめる仕立てにした。

  • 「麻辣おむすび」(税込168円)
  • 「しびれる辛さ 冷し麻辣麺」(同550円)
  • 「辛旨麻辣スープ」(同450円)
  • 「特製香味ダレのよだれ豚」(同328円)

2種のメロンを贅沢に使用した「メロンフラッペ」

 7月11日から「メロンフラッペ」(税込350円)を発売する。口いっぱいにメロンの風味とゴロゴロ食感が感じられるよう、2種類のメロンを贅沢に使う。アイスには爽やかでさっぱりとした味わいが特長の青肉メロンの果汁を、果肉にはしっかりとした甘みとスッキリした後味が特長の赤肉メロンを使用した。

夕張メロンの果汁を使用したアイスバー

 7月4日には北海道産夕張メロンの果汁を20%使用したアイスバー「とろける食感 ぎゅっと夕張メロン」(税込238円)を発売。福島県産白桃果汁を45%使用した「とろける食感 ぎゅっと白桃」に続くPB(プライベートブランド)「ファミマル」のアイスバーで、濃厚な香りと甘さ、ジューシーさが特長の夕張メロンの味わいを楽しめるようにした。

併買率が最大で7倍となった売場連動企画の第2弾

 7月7日にはデジタルサイネージ「FamilyMartVision」を活用した店頭販促の効果を発表した。

 4月から5月にかけて「コカ・コーラ」商品と「ファミチキ」のセット販売プロモーションを実施したところ、実施前と比較して併買率が全店ベースで約6~7倍になり、効率的に商品訴求力を高められることが実証された。また「FamilyMartVision」設置店舗が未設置店舗に比較して18%増の高い販売実績を挙げたことも検証された。

ローソン
“ありそうであまりなかった商品”の得票上位3品を再発売

 ローソンは7月11日から、昨年10月に実施した“ありそうであまりなかった商品”の「テスト品総選挙」において得票数が多かった上位3品に一部改良を加え、発売する。

  • 「味のしない?飴」(税込189円)
  • 「ポテトチップス ガーリックマヨネーズ味」(同194円)
  • 「あたためてもおいしいカフェラテ」(同178円)

300円でご飯もおかずも楽しめる「カップごはん」

 7月11日から店内調理サービス「まちかど厨房」を展開する約9200店舗で、300円(税込)でご飯もおかずも楽しめる、「カップごはん(チャーハン鶏から)」と「カップごはん(チキンライス鶏から)」の2品を発売する。300円という手頃な価格に加え、片手に持ちやすく、車のドリンクホルダーにも収まる仕様。

ミニストップ
国産米100%使用の辛味スナック

 ミニストップは7月4日、暑い季節でも食べやすい辛味が特徴の「辛旨チップス」(税抜128円)を発売した。ハバネロの辛さとガーリックがクセになる、軽い食感の米スナックだ。

「のむハロハロソーダ巨峰風味700㎖」を発売

 7月4日には、コールドスイーツ「ハロハロ果実氷巨峰」をイメージした炭酸飲料「のむハロハロソーダ巨峰風味700㎖」(税抜150円)を発売した。巨峰風味の炭酸飲料にバニラフレーバーを加えることで、ソフトクリームを混ぜた味わいを再現した。

「ハワイフェア」を開催

 7月4日から24日まで「ハワイフェア」を開催する。4日からはマカデミアナッツチョコパフェなどスイーツ3品、ハワイの郷土料理サーモンポキ丼、おにぎり、総菜、サラダ、ドリンクの計8品を発売。11日からはスイーツ、調理パン、ドリンクの計3品を展開し、ハワイグルメのおいしさを味わってもらう企画にした。

記事執筆者

ダイヤモンド・チェーンストア編集部 / 株式会社ダイヤモンド・リテイルメディア

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