[東京 24日 ロイター] – キリンホールディングスは24日、連結子会社で国軍系企業との合弁ミャンマーブルワリーに対し、国軍系企業側が会社清算を裁判所に申し立てたことについて、「合弁契約を無視する形で不当に行われた」として、申し立ての却下を求める考えを明らかにした。
キリンによると、合弁相手のミャンマー・エコノミック・ホールディングスとの提携解消に向け、これまであらゆる手段で交渉を進める努力を行ったが、キリンの提案を拒否する姿勢だったという。
今回の申し立ては、キリンとの合弁関係継続が困難としてミャンマー・エコノミック・ホールディングスが提起したといい、キリンは申し立てが認められた場合、清算手続きが相手側主導となり、「公正・適正に行われることへの疑義がある」としている。