メガネ専門店「JINS」を展開するジンズホールディングス(HD)は6月23日、フランスのテクノロジー企業、FITTING BOX(フィッティングボックス)と資本業務提携の契約を結んだ。フィッティングボックスが持つバーチャル試着などの技術を導入する。
フィッティングボックスは、眼鏡業界専門のテクノロジー企業で、デジタル技術を使ったバーチャル試着やAR(拡張現実)、瞳孔間距離計測、フレームの3D(3次元)データ化などのサービスやソフトウエアを提供している。
ジンズHDはEC(インターネット通販)サイトと店舗で、フィッティングボックスのデジタル試着サービスなどを活用する。また、同社と共同で新たなデジタルサービスの開発を進める。
フィッティングボックスへの出資額などは明らかにしていないが、同社のスーパーバイザリーボード(監督機関)にジンズHDが指定したメンバー1人を派遣する。