ジンズHD、21年8月期の営業利益は10.1%減、販管費増加で

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眼鏡専門店「JINS」を展開するジンズホールディングス(HD)が発表した2021年8月期の連結業績は、売上高が前期比6.0%増の638億円、営業利益は10.1%減の50億円と増収減益だった。

 眼鏡専門店「JINS」を展開するジンズホールディングス(HD)が発表した2021年8月期の連結業績は、売上高が前期比6.0%増の638億円、営業利益は10.1%減の50億円と増収減益だった。

 国内既存店売上高は2.4%増えたが、人件費や広告宣伝費を中心とした販売管理費の増加を吸収できなかった。店舗の臨時休業に伴う損失や減損損失が減ったことで、純利益は95.1%増の32億円となった。

 セグメント別では国内事業の売上高が8.1%増の511億円、営業利益は17.8%減の48億円だった。ベーカリーカフェを併設した「JINS PARK」(群馬県前橋市)など27店舗を出店(8店舗を閉鎖)、国内店舗数は434店舗となった。

 海外事業の売上高は17.3%増の127億円、営業利益は1億円の黒字(前期は900万円の赤字)に転換した。店舗数は中国170店舗、台湾38店舗、香港6店舗、米国6店舗の計220店舗となった。

 22年8月期の連結業績は、売上高が10.6%増の707億円、営業利益が24.8%増の63億円、純利益は0.2%増の33億円と増収増益を見込む。国内で32店舗、海外で21店舗を新規出店する計画だ。国内の既存店売上高は3.0%増を想定している。

記事執筆者

ダイヤモンド・リテイルメディア デジタル推進室 / 株式会社ダイヤモンド・リテイルメディア

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