メニュー

西松屋チェーン、大村浩一専務が社長兼COOに、20年ぶりの社長交代

 西松屋チェーンは7月17日、取締役専務執行役員社長補佐室長の大村浩一氏(32歳)が社長兼最高執行責任者(COO)に昇格する人事を発表した。就任は8月21日付け。社長の大村禎史氏(65歳)は代表権のある会長兼最高経営責任者(CEO)に就く。同社にとっては20年ぶりの社長交代となる。

 浩一氏は禎史氏の長男。2010年東京大学法学部を卒業後、みずほ銀行を経て、14年西松屋チェーンに入社。18年経営企画室長、19年取締役執行役員社長補佐室長などを歴任し、20年1月から現職。

 同社の20年2月期決算は、営業利益が前期比47.0%減の19億円と3期連続の減益となるなど、売り上げが伸びる一方で利益率が低下している。新社長の下で、インターネット通販事業や海外事業を強化していく方針だ。