出前館など、児童養護施設・子ども食堂などに食事を無償提供
飲食店などの出前代行サービスを行う出前館(大阪市)は3月5日、児童養護施設や子ども食堂、児童保育施設に3000食の食事を無償提供すると発表した。要望を受けた施設に各地域の飲食店の食事を届ける。
期間は5日から15日まで。公益社団法人の全国環境対策機構(同)が12日までホームページで無償提供の申し込みを受け付け、出前館とグループ会社の日本フードデリバリー(東京都渋谷区)が食事の調達と配送を担う。
新型コロナウイルスの感染拡大防止を目的とした小・中学校への臨時休校要請により、児童養護施設や子ども食堂などで必要となる食事が増えていることが分かったことから、無償での食事提供を決めたという。
申し込みが3000食を超えた場合も、追加提供について柔軟に対応するという。申し込みから3日以内に配達の可否を連絡する。