ワークマン発!ホームセンターで盛り上がるワークウエア市場
ヒーター内臓防寒ウエアが大ヒット!
LIXILビバ(埼玉県/渡邉修社長)も力を入れている。最近の新店ではワークウエア売場をしっかり確保し、女性向け商材も増やしている。さらに、PB(プライベートブランド)のヒーター内臓防寒ウエアは、テレビCMを打った効果もあり、品薄になるほど売れているという。
新しい取り組みを始めたのは島忠(埼玉県/岡野恭明社長)だ。10月に増床リニューアルした「ホームズ所沢店」(埼玉県所沢市)では、SPA(製造小売)型のアパレルブランド「Carabiner(カラビナ)」を初出店した。防水や伸縮などの機能性、価格だけでなく、デザイン性も追求したワークウエアとなっている。職人ではなく、30~40代のファミリー層の一般消費者をターゲットにしている。
ワークマンが火付け役となってけん引しているワークウエアブーム。オーバーストア化や、ネット通販やドラッグストアなどの他業態との競争激化で、市場の伸び悩みが続いているホームセンター業界にとって、アウトドアブームに続いて、市場を盛り上げることができる明るい材料となるかもしれない。