[東京 25日 ロイター] – ノジマは25日、スルガ銀行大株主のエス・ジー・インベストメントなどの創業家およびファミリー企業から、同行株約3129万株(議決権比率13.52%)を取得する契約を締結したと発表した。取得は29日の予定。これにより、ノジマは議決権で約18.52%を保有する筆頭株主に浮上する。
家電量販店を展開するノジマは5月、スルガ銀との業務提携を公表。これまでに議決権比率で約5%のスルガ銀株を保有していた。
スルガ銀は、今回の株式譲渡により、創業家・ファミリー企業との資本関係は解消されると説明。融資関係も今年度中の解消を見込んでいる。2020年3月期業績予想への影響については現在精査中で、影響額が判明次第公表するとしている。