3%以上の賃上げ実施へ=新浪サントリー社長

ロイター(ロイター・ジャパン)
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サントリーホールディングスのロゴ
サントリーホールディングスの新浪剛史社長は18日の決算会見で、22年度春闘では、年収ベースで3%以上の賃上げを実施する意向を示した。写真は同社のロゴ。都内で2016年9月撮影(2022年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 18日 ロイター] – サントリーホールディングスの新浪剛史社長は18日の決算会見で、22年度春闘では、年収ベースで3%以上の賃上げを実施する意向を示した。

新浪社長は、一律で行うベースアップは考えていないとしたうえで「とりわけ、若い層、壮年には厚く配布するような方向で検討している」と述べた。傘下には外食など複数の企業を持っているため「それぞれの事業体に応じてメリハリ付けながらやってく」とした。

また、コロナ前は年間30―40回米国に行って、ビームサントリーの事業に関与してきたとし「賃上げの原資は海外事業。ビジネスパーソンも海外に行きやすいように、是非、お願いしたい」と述べ、海外渡航制限の緩和の必要性を指摘した。

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