やっぱり京都人はパンをよく食べる? 地場ベーカリーチェーンの本店で食べる限定商品
やはり食べたい「本店限定」商品
入口すぐの場所に置いてあるトレイとトングを手に取り、売場へ。さて何にするか。胃袋の大きさは限られているため念入りに選ぶ。
まずは看板商品の「カルネ」は外せない。志津屋と言えばこの商品であることに、異論を唱える京都人はいないはず。ちなみに私が手に取ったのはいくつか種類があるうちの「京かるね」。次は定番の「元祖ビーフカツサンド」。売場でも売れ筋「第1位」とのPOPが添えてあった。
問題は最後のひとつ。悩みまくっていたところ、ふと目に留まったのが本店限定の「マシュマロチョコカルネ」。あぁ、もうこれしかないとすぐトレイに乗せた。
レジにてアイスコーヒーを注文、スタッフのお姉さんに店内で食べると伝えた。買った商品の説明にはいずれも「温めるとおいしい」と書かれてあった。「温め、お願いできますか」と聞くと、「はい」との答え。後ほど持ってきてくれるとのことで、私は精算を済ませ、席で待機した。
数分後、揃った商品がこれである。いい感じでしょう。
まずは「京かるね」。丸く、かわいらしいフランスパンにマーガリンを塗り、ハムとスライスオニオンを挟んだだけの素朴なパン。そのままガブリとやる。パンはほんのり温かいが、中身はマーガリンが少しなじむぐらいの温度で、具材はややひんやりしている。これは何度食べてもおいしいよな。
次は「元祖ビーフカツサンド」。一切れを手に取り、口に入れた。これは割としっかり温めてある。なるほど、商品のおいしさをもっとも引き出してくれる温度で提供しているのか。いうまでもなく、安定のウマさである。
いよいよ最後は限定商品。写真を見てもらうとわかるが、マシュマロがやや溶けている。しかし頬張ると板チョコはまだ固く、歯応えがまたよいのだ。適切な温度で食べることの楽しさを知ったね。
時々、アイスコーヒーも飲んだが、これも私好みの風味でサイコーである。
わざわざ足を運んだ甲斐があったというものだ。読者の皆さんにも、京都で有名な志津屋のパンを食べてほしい。ただ本店には限定商品があるものの、アクセスはやや不便。しかしご安心を。「カルネ」なら京都駅の売店にも売っているので、見つけたらぜひ食べてほしい。きっと次も食べたくなるはずだ。
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