〔海外決算〕米スタバ4~6月期、47%減益=北米既存店の売上高不振

【ニューヨーク時事】米コーヒーチェーン最大手スターバックスが29日発表した2025年4~6月期(第3四半期)決算は前年同期比4%の増収、47%の減益となった。北米の既存店売上高がさえなかった。 米メディアによると、売上高は市場予想を上回った一方、調整後1株当たり利益は予想を下回った。
CNBCテレビによると、全体の既存店売上高は6四半期連続で減少した。ただ、中国市場では2%増加。低価格商品を販売する瑞幸珈琲(ラッキンコーヒー)など他社との競争が激化する中、スタバは一部商品の値下げを行った。
経営再建を目指すニコル最高経営責任者(CEO)は声明で、成長を加速させ、顧客サービスを向上させると強調。同社はメニューの簡素化など、店舗改革を進めている。
◇スターバックス(SBUX)の決算の概要
25年4~6月 前年同期
売上高 9,456 9,113
純利益 558 1,055
1株利益 0.50 0.93
※既存店売上高
全体 2%減
北米 2%減
中国 2%増
(注)売上高と純利益は100万ドル、1株利益は調整後、ドル。既存店売上高は前年同期比。





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