百貨店、お中元商戦が本格化=コメ高騰、すし・丼もの充実

時事通信社

お中元商戦が始まり、日本橋三越本店に開設されたお中元コーナー
〔写真説明〕お中元商戦が始まり、日本橋三越本店に開設されたお中元コーナー=4日午前、東京都中央区(時事通信社)

 百貨店のお中元商戦が本格化している。日本橋三越本店(東京都中央区)は4日、ギフトセンターを開設。決起集会で、法被や浴衣を着た従業員約50人が盛況を願って「エイエイオー」と気勢を上げた。開店と同時に訪れた50代の女性は「物価高で例年より値段は抑えめになるが、継続して贈りたい」と語った。

 コメの高騰が話題を集める今年は、各社が冷凍のすしや丼ものをアピールする。高島屋は老舗すし店の「ちらしずしと玉子すし」(5940円)を販売。松屋銀座は「料亭のあんかけ丼」(6156円)など、コメを使ったぜいたくなグルメを投入する。

 そごう・西武はコメの特典で購買意欲を刺激しようと、店頭で1万5000円以上注文した客に先着で長野県産コシヒカリ2合をプレゼントする。  

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