ARISE analytics、KDDIが提供するリテール向け店舗開発ソリューションに搭載するAIアシスタント機能を開発

ARISE analytics(東京都)は、KDDI(東京都)が提供するリテール向け店舗開発ソリューション「KDDI Retail Data Consulting」の「店舗開発支援パック」および「マーケティング活用パック」に搭載される、生成AIが新店舗の出店候補地や広告掲出・プロモーション候補地を提案する機能の開発・実装を支援したことを2月26日に発表した。
同機能により、「カフェの出店をするならどこがふさわしいでしょうか」といった簡単なプロンプトを入力するだけで、リテール業界のお客に適した出店候補地を町丁目単位で提案する。
例えば「赤ちゃんを連れたお客さまが利用するのに適したカフェ」など、条件を付けたプロンプトに対しても提案が可能だ。さらに、日中滞在人口や居住者人口、周辺の競合状況など、どの種類のデータを提案の根拠として参照したかを説明し、具体的な数値を提示する。
これにより、業務負荷の高いマーケティング調査や出店候補地の絞り込みなどの店舗開発業務を効率化し、高度なスキルや熟練した経験がなくても店舗開発業務を担うことが可能となる。
店舗開発業務以外にもイベント開催地や広告の掲載エリアの選定など、マーケティング業務での活用も可能だ。