カインズ(埼玉県)は12月12日、環境省と「保護犬・保護猫の譲渡促進に関するパートナーシップ」を締結した。
この取り組みは、人と動物が共生する社会の実現を目指し、保護犬・保護猫を迎え入れる選択肢を広げるとともに、動物保護団体の譲渡活動を支援することを目的としている。
カインズはこれまで、譲渡会「くみまち犬猫譲渡プロジェクト」や、オンラインマッチングサービス「しっぽの出逢い」を通じて、自治体や保護団体との協力を進めてきた。
今回のパートナーシップにより、全国の自治体との連携を強化し、保護犬・保護猫が健やかで幸せに暮らせる社会の実現を目指す。その実現に向け、カインズは自社店舗の一部を譲渡会会場として無償提供し、オンラインで保護犬・保護猫の掲載を行う。一方、環境省は自治体や動物保護団体への参加呼びかけを行い、カインズの活動を支援していくとしている。