名古屋の百貨店、10月の売上高は0.8%減=気温高く防寒具伸びず
名古屋市内に主要拠点を置く百貨店が1日発表した10月の売上高(速報)は、合計で前年同月比0.8%減の373億円だった。平年よりも気温が高く、防寒具などの売り上げが伸びなかった。
ジェイアール名古屋高島屋は1.3%増の169億円、松坂屋名古屋店は6.1%減の103億円、名古屋三越(2店)は1.6%増の69億円、名鉄百貨店は0.9%増の30億円だった。
ジェイアール名古屋高島屋は、パンに特化した催事や期間限定ショップが好調で食料品の売上高が伸長した。名鉄百貨店は毎年行っている催事「大北海道の物産と観光展」の売り上げが前年比30%増で過去10年で最高の売り上げとなった。