三井不動産、愛知県安城市に「ららぽーと安城」を2025年4月開業予定、210店舗が出店
三井不動産(東京都)は、愛知県安城市にて開発中のリージョナル型ショッピングセンターの名称を「三井ショッピングパーク ららぽーと安城」に決定し、2025年4月に開業すると発表した。愛知県内では、名古屋みなとアクルス店や東郷店に次ぐ3つ目の「ららぽーと」となる。
「ららぽーと安城」には、スーパーマーケット「SEIYU」や、愛知県発祥の映画館「コロナワールド」が運営するシネマコンプレックスをはじめ、約210の専門店が出店予定だ。施設内には、家族連れや幅広い世代をターゲットにした広大なフードコートや多彩なレストランゾーンが設けられる。また、屋上広場や屋内イベントスペースが整備され、買い物だけでなく、食事やエンターテインメントも楽しめる環境が整えられる予定だ。
施設の立地は、県道47号線や幹線道路へのアクセスが良好で、車での来店が容易であるほか、JR東海道本線「安城駅」から徒歩10分、名古屋鉄道「北安城駅」から徒歩14分と、公共交通機関の利用も可能だ。
三井不動産は、地域との連携を強化し、スポーツやエンターテインメントを通じた地域活性化を目指す。これは、同社の長期経営方針「& INNOVATION 2030」に基づく取り組みの一環であり、地域住民の生活向上にも寄与することを目指している。
さらに、従業員にとって働きやすい環境づくりにも注力し、利便性とデザインにこだわった4カ所の従業員休憩室を設置する予定だ。また、「ららぽーと安城 採用センター」を人材サービスのアイデムと提携して設立し、出店テナントの従業員採用をサポートする。
テナントの詳細情報は2025年2月に公開される予定で、開業に向けての準備が進められている。