百貨店、免税売上高が最高=労働節で中国客増―5月

時事通信社
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伊勢丹新宿店外観

 日本百貨店協会が24日発表した5月の全国百貨店売上高によると、訪日客の購入額を示す免税売上高が前年同月比約3.3倍の約718億7000万円と、3カ月連続で過去最高を更新した。円安を追い風に、労働節(メーデー)の連休で来日した中国人客が大幅に増加したことが押し上げた。

 商品別では、海外高級ブランドのバッグや宝飾品などの高額品がけん引した。気温の上昇で夏物衣類の他、サングラスや扇子など季節雑貨の売れ行きも好調だった。

  免税を含む百貨店全体の売上高は総額約4692億円。既存店ベースで前年同月比14.4%増と、27カ月連続のプラスだった。

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