カインズ(埼玉県)は6月6日に静岡県伊豆市と「災害時における生活物資の供給協力に関する協定」を締結した。
この協定は、伊豆市とカインズが地震・風水害・その他災害時に被災住民等を救助するために、迅速かつ円滑に物資等の供給を行うことについて定めたものである。同社は、災害時に物資が必要になる場合、伊豆市の要請に応じて物流拠点から作業用品、工具類、食料、飲料水、生活必需品、調理・電気用品、暖房機器などを供給する。
さらに、カインズ修善寺店や近隣地域の店舗からも状況に応じて物資を供給し、避難生活を余儀なくされた近隣住民のサポートをする。
同社は、2021年10月に策定した「くみまち構想」において、防災・災害対策を、日本の地域やくらしが抱える様々な課題を分類した「くみまち15の共創価値領域」の1つとして位置付け、災害関連の協定を締結するなど、全国の自治体と様々な取り組みを進めている。
今回の伊豆市との協定締結により、カインズが全国の自治体等と締結する災害関連の協定数は234となった。