【ニューヨーク時事】米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ、電子版)は23日、家具通販サイトを運営する米ウェイフェアが先週発表した人員削減では、リモートワークを行う従業員が対象になる可能性が高いと報じた。同社幹部の発言として伝えた。
ウェイフェアは19日、全従業員の13%に相当する約1650人を削減すると発表した。コロナ禍の巣ごもり需要減退が背景にある。
WSJが関係筋の話として報じたところによると、ウェイフェアの幹部は23日の全社会議で従業員に対し、人員削減は事業に関する決定の迅速化が目的だと説明したほか、大半の日にオフィスの机で仕事をすべきだとの考えを示したという。