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ケーヨー 第2四半期の営業利益は大幅減

ケーヨーデイツー

 9月29日にケーヨーが発表した2024年2月期第2四半期決算(3月1日~8月31日)は、売上高が前年同期比▲5.0%の481億8,000万円、営業利益が▲18.6%の27億1,600万円と、大きく落ち込んだ。

 外出需要の高まりや春の黄砂対策で、車のメンテナンス用品・洗車用品などが好調に推移し、コロナ禍でのペット需要の増加を反映して、ペットフードや飼育用品は好調だったが、天候不順や夏の記録的な暑さの影響で、園芸植物、屋外資材が不振となったほか、感染症対策用品が反動減となり、また、生活防衛意識の高まりで、家電やインテリアなどの中高価格帯の商品が伸び悩んで苦戦を強いられた。

 一方、店舗システムの一部入れ替えによって、店舗オペレーションを改善し、人件費などの適正化を進めたものの、ゴールデンウィーク期間中の天候不順や夏の記録的な暑さで、園芸植物が劣化。値下げや廃棄ロスが大幅に増えたことで売上総利益率が悪化し、営業利益を圧迫した。