アサヒグループHD、外食撤退=「なだ万」など譲渡検討

時事通信社
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アサヒグループ本社ビル(左奥)とスーパードライホール(中央)
アサヒグループ本社ビル(左奥)とスーパードライホール(中央)=18日、東京都墨田区(時事通信社)

 アサヒグループホールディングス(HD)は28日、日本料理店を経営する子会社「なだ万」(東京)などの外食事業から撤退する方針を明らかにした。店舗は今後、他社への事業譲渡や閉鎖を検討する。「事業環境の変化を踏まえ、酒類やその周辺事業に注力する必要がある」(広報)と撤退理由を説明している。

  アサヒグループHD傘下では、2001年にグループ内の外食3社を統合して設立したビアレストラン経営の「アサヒフードクリエイト」(東京)と、14年に買収したなだ万の2社が外食事業を営んでいる。店舗数は国内外で計65店。なだ万がデパートに出店している総菜店事業からも撤退する方針という。

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