4月の外食売上高、15.8%増=訪日客増加、宴会需要も
日本フードサービス協会が25日発表した4月の外食産業売上高(新店を含む全店ベース)は、前年同月に比べ15.8%増加した。マスク着用ルールの緩和などを受け、歓送迎会といった宴会需要が回復。訪日外国人の来店も増え、コロナ禍前の19年との比較でも7.0%のプラスとなった。
業態別では、ハンバーガーなどのファストフードが値上げやテークアウトの定着で12.9%増。ファミリーレストランも伸び、中でも「焼き肉」は家族連れや学生グループに支持され、21.0%増と好調だった。
パブ・居酒屋は中小規模の宴会が戻り、31.9%増と大幅な伸び。ただ、2次会需要は相変わらず低迷しており、19年比で35.2%減と厳しい状況が続いている。