イオン、いなげや子会社化=調達・投資で協力
イオンが、首都圏を地盤とする大手食品スーパー「いなげや」への出資を約17%から50%超へ引き上げ、連結子会社化する方針を固めたことが25日、分かった。光熱費や人件費など経営コストが増す中、商品調達やデジタル投資を共同で進め、収益力の向上を目指す。
いなげやは1900年、鮮魚商として東京都立川市で創業。現在は東京、埼玉、神奈川、千葉の1都3県でスーパー「いなげや」とドラッグストア「ウェルパーク」を計276店舗展開している。
イオンは、いなげやの株式の17.01%を保有する筆頭株主。