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三井不動産、「ららぽーと台中」を5月16日全面開業 台湾初のららぽーと

台湾の台中市に開業する「ららぽーと台中」の外観イメージ
台湾鉄道・台中駅から徒歩約6分の市街地に立地する

 三井不動産は3月22日、台湾の台中市にある大型商業施設「三井ショッピングパーク ららぽーと台中」を5月16日に全面開業すると発表した。台湾初出店の16店や日系の店舗を含む約300店が集結する。

 同施設は台湾で初めての「ららぽーと」ブランドの商業施設となる。建物は南館と北館に分かれており、南館では海外初出店となる食品スーパー「ロピア」や、家具の「ニトリ」、生活雑貨・食品の「MUJI無印良品」など日系の大型店舗41店が1月17日から順次先行オープンしている。

 4月下旬からは、北館の約260店がプレオープンする。「ザ・ノースフェース」「ポロラルフローレン」「ビームス」「アーバンリサーチ」などのファッションブランドやセレクトショップ、日系の飲食店を集積した客席数約1200席の台湾最大級のフードコート、カフェやレストラン、アミューズメント施設などが出店する。

 ららぽーと台中の敷地面積は約4万3000㎡。店舗面積は北館が約4万7000㎡、南館が約2万1000㎡の計約6万8000㎡の規模となる。台湾鉄道・台中駅から徒歩約6分の市街地に立地し、5km圏内に約100万人、自動車で30分圏内には約220万人が居住する。

 同じ台中エリアには、2018年に開業したアウトレットモール「三井アウトレットパーク 台中港」がある。三井不動産では24年中に「ららぽーと台湾南港」(台北市)、26年に「ららぽーと高雄」(高雄市)の開業も計画している。