国内初「ブルガリ」ホテル=ミッドタウン八重洲、10日全面開業―三井不動産
三井不動産は7日、全面開業を10日に控えた複合商業施設「東京ミッドタウン八重洲」を報道陣に公開した。地下4階、地上45階建ての中核ビル「八重洲セントラルタワー」には店舗やオフィスが入るほか、高級ブランド「ブルガリ」のホテルが国内初進出。東京駅直結の好立地を生かし、国内外の観光客や近隣で働く人を呼び込みたい考えだ。
東京ミッドタウンは六本木、日比谷に続き3カ所目。地下1階から地上3階までが商業エリアで、西陣織の技術を使った雑貨の店「HOSOO TOKYO」をはじめとする衣料・雑貨のブランドショップや飲食店が並ぶ。プロ野球やサッカー、バスケットボールなど在京スポーツチームのグッズをそろえた店も出店する。
地下1、2階はバスターミナルで、一部店舗とともに昨秋に先行開業していた。オフィスエリアには顔認証で入退室できるシステムや、飲食店からフードを運ぶロボットなど最先端技術を導入した。