ニトリホールディングスが、海外での出店を加速させている。8月26日に中国・深圳市と台湾の台北市に「NITORI」をオープン。これにより、中国と台湾の店舗数が合計で100店舗に達する。
深圳市にオープンする店舗の店舗面積は約520坪(約1716㎡)、台北市の店舗は約176坪(約581㎡)。中国での店舗数は52店舗、台湾は48店舗となる。
また、8月25日にはマレーシアで3号店をオープンした。店舗面積は約550坪(約1815㎡)で、商業施設「IOI City Mall」内に出店した。
深圳市と台北市の新店舗を含めて、ニトリグループの国内外の店舗数は846店舗となる。海外では、中国、台湾、マレーシアのほか、米国で2店舗、シンガポールで1店舗を展開している。
2023年2月期中に中国での店舗数は68店舗(前期比22店舗増)まで増やす計画。マレーシアでは23年2月期に6店舗の出店、今後5年間で20店舗の出店を予定する。シンガポールでも23年2月期に2店舗、今後5年間で10店舗を出店する。
同社は32年までにグループ店舗数を3000店舗に増やす目標を掲げている。23年2月期末のグループ店舗数は944店舗(前期比143店舗増)となる見込み。