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大創産業、広島市に「Standard Products」の路面店 中四国で初出店

広島市に出店する「Standard Products by DAISO」の完成イメージ
店舗は2階建てで、2階には300円雑貨の「スリーピー」を併設する

 100円ショップ「ダイソー」を展開する大創産業(広島県東広島市)は6月30日、広島市の中心市街地に「Standard Products by DAISO(スタンダードプロダクツ バイ ダイソー)」の路面店を出店する。建物は2階建てで、2階には大人向けのかわいい雑貨がブランドコンセプトの「THREEPPY(スリーピー)」を併設する。

 スタンダードプロダクツは300円を中心価格帯とする業態で、ベーシックでシンプルなデザインの日用品を取り扱う。1号店は2021年3月、東京・渋谷にオープンしたが、中四国地方での出店は今回が初めて。

 同業態では、環境に配慮した製品開発や国内産業とのコラボレーションにも力を入れており、今回オープンする「スタンダードプロダクツ広島八丁堀店」では、広島県熊野町の伝統工芸品「熊野筆」の製法を生かしたメイクブラシ(化粧筆)や愛知県瀬戸市で作る瀬戸焼の豆皿を全国の店舗に先駆けて発売する。価格はパウダーブラシが税別1000円、アイシャドウブラシが700円など。豆皿は全12種類があり、価格はいずれも300円。

 売場面積はスタンダードプロダクツが約621㎡、スリーピーが約182㎡。スタンダードプロダクツは9店舗目となるが、広島八丁堀店がこれまでで最大の規模を持つ。同日には、東京・吉祥寺の「ヨドバシ吉祥寺」(武蔵野市)の6階にもスタンダードプロダクツを出店する。