米スタバもロシア撤退=ウクライナ侵攻長期化で
【ニューヨーク時事】米コーヒーチェーン最大手スターバックスは23日、ロシア事業から撤退すると発表した。約15年にわたって営んできたが、ロシアによるウクライナ軍事侵攻の長期化を受けて決断した。
米ファストフード大手マクドナルドも16日、ロシアからの撤退を表明。日米欧などの企業による「ロシア離れ」の動きが加速している。
スターバックスは2007年にロシアに進出し、ライセンス契約を通じて約130の店舗を展開。しかし、侵攻に抗議して今年3月からロシア事業を停止していた。
米メディアによると、スターバックスのロシアでの売り上げは全体の1%未満という。撤退費用の規模などは公表されていない。