【スギHD】営業利益は12%増の93億円、3~11月期

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 ドラッグストア大手のスギホールディングス(愛知県安城市)が発表した2010年3~11月期連結決算は、売上高が前年同期比2.7%増の2275億円、営業利益は12.0%増の93億円と増収増益だった。

 中核のファーマシー事業(スギ薬局)は新規出店で店舗数が前年同期に比べて40店舗増の550店舗となり、売上高は4.8%増の1613億円となったものの、販売管理費の伸びがそれを上回り、営業利益は1.1%減の91億円だった。

 一方、ドラッグ事業(飯塚薬品およびジャパン)は店舗数の減少で売上高が2.5%減の642億円となるなか、販売管理費の削減効果で営業利益は25.8%増の11億円と大きく伸び、スギHD全体の利益を押し上げた。治験事業は1億円の営業赤字だった。

 11年2月期通期では売上高3085億円(5.1%増)、営業利益112億円(10.4%増)の増収増益を見込む。

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