イオン九州とマックスバリュ(MV)東北が発表した2011年2月期第1四半期(10年3~5月)の単独決算は、共に前年同期に続く営業赤字となった。イオン九州の営業損益は8億円の赤字(前年同期は15億円の赤字)、MV東北は3400万円の赤字(前年同期は1億8300万円の赤字)で、いずれも赤字幅は前年同期より縮小しているものの水面下の決算だった。
営業収益(不動産収入などを含む売上高)はイオン九州が前年同期比5.3%減の600億円、MV東北が1.0%減の216億円。既存店売上高はイオン九州が4.5%のマイナス、MV東北が1.3%のマイナスだった。
11年2月期通期では、イオン九州が19億円の営業黒字(前期比3.9倍)、MV東北が7億円の営業黒字(同2.4倍)を見込んでいる。