サンエー、新城専務が社長昇格、折田会長と上地社長は取締役退任

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 沖縄が地盤のスーパー、サンエーは4月5日、専務取締役営業担当の新城健太郎氏(53歳)が社長に昇格する人事を内定した。代表権を持つ折田譲治会長(73歳)は特別顧問に、上地哲誠社長(72歳)は相談役に退く。

 新城氏は5月26日開催予定の株主総会を経て、正式に社長に就任する。同氏は1992年に入社、電器部長、取締役電器部長兼販促企画部長、常務取締役営業担当(衣料・ドラッグ・電器・営業企画・ネット販売部)を経て、20年5月から現職。

 新城氏と同時に常務取締役営業担当(食品部、外食部、食品加工センター担当)の田崎正仁氏(59歳)が専務に昇格し、代表権を持つ。

 サンエーは沖縄県内で総合スーパーや外食店のほか、ローソンとの合弁会社ローソン沖縄を通じてコンビニエンスストアを展開している。同日発表した2022年2月期連結決算は、売上高に当たる営業収益が前期比0.8%増の2043億円、営業利益が9.0%減の83億円、純利益が9.7%増の66億円だった。

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