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インフレで頼みの“若年層” に変化!恒例ネットスーパー利用動向調査2025

解説:辻本 崇(mitoriz-dmb本部)、金田 葵(mitoriz DMB本部)
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昨今続く物価高を背景に、消費者の節約志向が高まっている。リアル店舗では価格転嫁が進み、以前のような過度な価格競争は見られなくなった。そうした状況下、消費者はどのようにネットスーパーを利用しているのだろうか。本特集の恒例企画、mitorizのアンケート調査でネットスーパーの利用動向を探っていく。

調査期間:2024年11月19~25日、POB会員「レシート de Ponta」サイトによるインターネットリサーチ

40~50代で利用増も、若年層は実店舗志向?

 mitoriz(ミトリズ:東京都/木名瀬博社長)は、全国50万人以上のアクティブユーザーから月間1000万件のレシートデータを収集する消費者購買行動レポートデータサービス「マルチプルID-POS購買理由データPoint of Buy」(ポイント・オブ・バイ:以下、POB)を運営し、消費者の購買行動やその背景などを分析している。

 2024年11月19~25日、レシート投稿サービス「レシート de Ponta」の会員のうち20代・30代・40代・50代・60代の各600人からなる計3000人を対象に、ネットスーパーの利用状況に関するインターネットアンケート調査を実施した。回答者が同一ではないため参考となるが、23年12月にも同様の形式でアンケート調査を行っており(以下、前回調査)、こちらとの比較も見ていく。

ネットスーパー イメージ
昨今続く物価高を背景に、消費者の節約志向が高まっている。そうした状況下、消費者はどのようにネットスーパーを利用しているのだろうか(i-stock/AsiaVision)

 まず、ふだんの生活必需品の購入先を聞くと(図表❶)、「実店舗しか利用しない」が

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