ダイエー
1957年に1号店オープン、1980年2月には小売業初の売上高1兆円を達成するなど、ダイエーは流通革命の実現を目指して多くの挑戦を行ってきた。2015年からはイオンの完全子会社として、事業領域を食品スーパー(SM)に集中させ、「おいしく食べて“ココロとカラダ”健康に」をコンセプトに、首都圏1都3県および近畿2府4県において「ダイエー」、「イオンフードスタイル」、「グルメシティ」の計205店舗(うち首都圏89店舗、近畿126店舗)を展開している。
2020年3月には、イオングループの近畿エリアにおけるSM事業の中核を担うべく、京阪神中心にSM事業(約80店舗)を展開する同グループの光洋を完全子会社化(2024年2月期売上高1197億円)。またダイエーを屋号とする比較的規模の大きな店舗のイオンリテールへの承継も進んでいる(25年には、関西で3店舗、首都圏で1店舗の承継を公表済み)。
店舗の商圏特性に合わせた店舗づくりとして、複合施設の核店舗としての出店となる郊外型モデル、都市型モデル、駅の高架下などの立地に出店する小型店モデルを展開する。2022年4月には、「ダイエー」の屋号としては、約4年半ぶりの出店となる都市型モデルの「ダイエー豊洲店」(東京都、売場面積299坪)をオープン。2023年10月オープンの「イオンフードスタイル横浜西口店」にはレジなし店舗「CATCH&GO」を併設した。