第44回ワンストップショッピングの中心となる核カテゴリーの作り方
核カテゴリー、準核カテゴリー、補助カテゴリーの組み合せによってワンストップショッピングを実現する。売場づくりでは強力な目的来店性を発揮する核カテゴリーが中心になる。ワンストップショッピングを補完するのが準核カテゴリーと補助カテゴリーである。
核カテゴリーの決め方
核カテゴリーの条件は売上や利益額ではない。明確な目的来店性を発揮するのが核カテゴリーである。売上や利益額が低くても、明確な目的来店性を発揮するのが核カテゴリーである。
核カテゴリーの決め方が以下である。第1はお客の購買行動である。
たとえばシャンプーが売れなければヘアカラーもヘアスタイリング剤も売れない。ボディソープも入浴剤も売れない。さらにはカウンセリング化粧品も売れなくなる。したがってシャンプーは「核カテゴリー」として徹底的に強化する。
決め方の第2はカテゴリー特性である。たとえば日本は米文化なので、米は核カテゴリーとして強化する。また米がおいしく食べられる納豆や瓶詰め商品を核カテゴリーとして強化する。
決め方の第3は