11月の百貨店売上高、2カ月ぶり増=気温低下で冬服好調
日本百貨店協会が24日発表した11月の全国百貨店売上高は総額5167億円で、既存店ベースで前年同月比3.4%増加した。プラスは2カ月ぶりで、気温の低下に伴って冬服や防寒商品の販売が拡大。高級ブランドのバッグや時計など高額品も好調だった。
訪日客による購買を示す免税売上高は30.4%増の514億円。訪日購買客数は35.3%増の51万8000人と、いずれも11月として過去最高を更新した。
商品別では売り上げ構成比の約3割を占める衣料品が5.3%増と好調だった。一方、食料品は5カ月連続のマイナスとなる1.0%減。価格高騰を受け、生鮮食品が苦戦した。