ワイズマートららテラスTOKYO-BAY店の売場づくりを徹底解説!
ららテラスTOKYO-BAY店
〒273-0013 千葉県船橋市若松2-2-1 N101区画
電話:047-436-8916
JR「南船橋」駅から徒歩1分
見どころ
▶コンパクトな店ながら広く通路幅を確保
▶デジタルサイネージを活用した商品訴求
▶独自に設けた神奈川県・三浦半島の「三浦野菜」コーナー
ワイズマート(千葉県/吉野秀行社長)は2023年11月29日、千葉県船橋市に「ららテラスTOKYO-BAY」店(以下、TOKYO-BAY店)を開店した。
同店は、三井不動産(東京都/植田俊社長)が運営するショッピングセンター(SC)「ららテラスTOKYO-BAY」の1階にある。JR「南船橋」駅周辺には同じく同社が運営する「ららぽーとTOKYO-BAY」があり、24年春には大規模アリーナのオープンも控えるなど、開発が続く地域だ。
「ららぽーと」がクルマでのアクセスを想定した郊外型大規模施設であるのに対し、「ららテラス」は、駅前や市街地を中心に展開する中小規模の施設という位置づけ。「南船橋」駅に直結し、周辺エリアの新たな玄関口となることをめざす。
建物は地上2階建てで、1階にはドラッグストアや100円ショップ、2階には飲食店や書店など、計36の専門店が入る。
TOKYO-BAY店は同社初のSC内への出店となる。ワイズマートは本社を千葉県浦安市に置き、すでに「船橋」駅、「西船橋」駅、「東船橋」駅、「船橋法典」駅前にも店舗を持つ。利便性の高い立地を中心に店を構え、生鮮と総菜を中心とした売場づくりで顧客の支持を広げてきた。
競合店としては北へ1.1kmに「スーパーバリュー 南船橋」店が、北へ1.2kmに「ロピア ららポートTOKYO-BAY」店がある。
メーンターゲットとしてはファミリー層と高齢層を想定。地域住民の「身近な冷蔵庫」をめざし、
新店レポート ピクトリアル の新着記事
-
2024/12/06
カスミ八潮の売場づくりを徹底解説! -
2024/12/06
ライフさいか屋藤沢店の売場づくりを徹底解説! -
2024/11/21
冷食、京都MD強化 イオンスタイル伏見桃山の売場づくりを解説 -
2024/11/20
子育て世代をターゲットにするヤオコー川口SKIPシティ店の最新MDを徹底解説 -
2024/11/20
四国2号店は大型店!メガセンタートライアル善通寺店の売場づくり解説 -
2024/11/20
売上が想定の1.2倍!万代住之江公園店の売場づくり解説と好調の理由は
この連載の一覧はこちら [240記事]
三井不動産の記事ランキング
- 2019-05-24三井不動産、台湾初の「ららぽーと」を着工、約250店が出店し21年に開業
- 2021-06-04三井不動産、久屋大通パークでバーチャル施設との連携実験、NTTコムと
- 2021-12-08三井不動産、日本橋川沿いで地域最大級の複合施設着工、26年3月完成予定
- 2022-12-02ロピアも入る、「ららぽーと堺」で実現した、「リアル体験」を重視したSCづくりとは
- 2023-03-10海外からも注目される!ららぽーと福岡の「突き抜けた体験価値」とは
関連記事ランキング
- 2024-12-04ヤオコー、バロー、サミットで明暗 3月期主要SM24年度上期決算
- 2024-12-11強敵が次々商圏に出店!平和堂の戦略と新たなモデル店の成果とは
- 2024-12-12関西を攻めるバロー!大阪で あえて 激戦区に出店した理由とは?
- 2024-11-20子育て世代をターゲットにするヤオコー川口SKIPシティ店の最新MDを徹底解説
- 2024-12-10EDLPと独自化で対峙!自信あり、ライフの関西オーケー対策
- 2024-11-21冷食、京都MD強化 イオンスタイル伏見桃山の売場づくりを解説
- 2024-11-18既存店の数字が良い企業は実践!競合スーパーが進出しても影響を受けない方法
- 2024-12-12「オーケー」後の関西 イオンリテールがねらう都市型SCそよらで脱同質化
- 2024-11-18レシートは語る第15回 まもなく関西進出のオーケー、データでわかる競争力と成功のカギ
- 2024-12-13地域密着のEDLP フォーマットで迎え撃つ、関西地場中堅小売の戦略
関連キーワードの記事を探す
「オーケー」後の関西 イオンリテールがねらう都市型SCそよらで脱同質化
第103回 マーケティング2.0へ!SCは「神社の参道商売」と同じである理由
第102回 SCのマーケティングは「マスマーケティング」である理由