外食2割、卵メニュー休止=鳥インフル、影響拡大の恐れ―民間調査

時事通信
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〔写真説明〕帝国データバンクのロゴマーク(時事通信社)

 帝国データバンクは7日、外食主要100社を対象にした調査で、卵を使ったメニューを休止・制限した企業が5日時点で全体の2割に当たる18社に上ったと発表した。高病原性鳥インフルエンザ流行に伴う鶏卵価格高騰が主因で、「エッグショック」は今後拡大する恐れもあると指摘する。

 休止や制限に踏み切ったのは、ファミリーレストランやうどん店など大手チェーンが中心。メニューでは卵とじやタルタルソースへの影響も大きい。すかいらーくホールディングスは2月から、中華チェーン「バーミヤン」で「天津飯」などを休止しているほか、しゃぶしゃぶ店「しゃぶ葉」では無料だった生卵を1個55円としている。

 JA全農たまご(東京)によると、卵卸値の2月平均基準値(Mサイズ、東京地区)は1キロ327円と前年同月比87%上昇した。

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