イオン、パート時給7%上げ=3月以降、40万人対象

時事通信社
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イオンのロゴ
〔写真説明〕イオンのロゴ(AFP時事)

 イオンが、国内子会社約150社のスーパーなどで働く約40万人のパートを対象に3月以降、時給を平均7%引き上げることが1日、分かった。物価高騰の中でパートの生活水準を維持するとともに、質の高い人材を確保して生産性を高めるのが狙い。国内最多のパートを雇うイオンの大幅賃上げは他社に波及する可能性がある。

 イオンは、グループ従業員の8割をパートが占める。時給は全国平均で1000円程度、年収は120万円程度だ。今回の賃上げで時給は約70円上がり、年収は約8万円増える。賃上げに伴い、人件費は年300億円超増えるが、生産性向上による利益改善で吸収する考えだ。

 足元の物価上昇率は4%程度。2023年春闘で、流通などの産業別労働組合UAゼンセンは6%程度(制度昇給分を含む)の賃上げを要求しているが、イオンの上げ幅はいずれも上回る。

 パートの賃上げを巡っては、カジュアル衣料の「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングが22年9月に平均2割の賃上げを実施。東京ディズニーランドなどを運営するオリエンタルランドも23年4月に時給を一律80円増やす見通しだ。

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